オンゲキは体全体を使うゲームです
コガチャイです。今回はオンゲキにおける攻略法の1つ、「運指を組む」以外のテクニックについてご紹介します。
こんな経験ありませんか?
①
トリル終わりの階段、わかっているのに早HITが出る!
②
難しいけど、交互になってる上にノーツもばらけてるから有効な運指が組めない!
③
どうする
こんな時は運指以外を工夫するとよいと思います。
ノーツは基本「目で見て押すもの」。しかし
いろいろ意見はあると思いますが、自分はこう思ってます。回数を積んでいけば、慣れである程度「次はこういう配置が飛んでくる」と身構えたりしますが、これはあくまで譜面の構成を覚えているにすぎません。すべての譜面に対して1ノーツ1ノーツ覚えるのは非効率的です。
なので基本的にノーツは目押しになるわけですが、見ることに集中しすぎてもいけないのが難しいところ。
目線を上げれば先のノーツを認識しやすくなりますが、判定ラインとの距離や曲のリズムと合わせることからは意識が遠ざかってしまうのでFASTがでやすくなります。
逆に目線を判定ライン付近まで下げれば目押しの恩恵を最大限に受けることができますが、ノーツが視界に入ってから判定ラインに重なるまでの時間は短くなるので一度崩れると立て直すのが難しいです。
なので、必要になる目線の高さはこの中間ということになりますね。これは人によって変わってきますが、自分は「腕が直角よりやや低い位置にイスの高さを合わせたとき、目線が水平になる高さ」に合わせています。1つの参考にしてみてください。
「抜け」を考えないということ
14以上の高難易度譜面にはよく6ボタンをフルに使う階段が登場します。もちろん赤と緑青(もしくは赤緑と青)のように左右の手で分割することで処理できますが、ここでは読み替えをせず両手で6ボタンを押すやり方を前提にします。
リズム的に6ボタンの階段の終わりにはにはフリック、タップ3色同時押し、壁タップなどのノーツが入ることが多いです。(24分間隔だと、階段の始点から終わりに置かれているノーツまではちょうど1拍になります)
その際後ろのノーツを意識してしまうと階段の終わりに近い部分、俗に言う「抜け」の意識が甘くなりFASTになりがちです。そのため、階段終わりに置いてあるノーツはギリギリまで頭に入れない、視界に入っても認識から外すようにするといいと思います。
自分はマジで全押しホールドに気を取られて直前の青ノーツでFASTを出し理論値を逃しました。最後まで気を抜いてはいけないんです。
ニガテを矯正する意識
冒頭で挙げたDaydreamaのように、左手側がばらけている譜面は右利きにはなかなか厳しく、空振りによるHITやMISSがとても出やすいです。
そこで、右側をあまり見ずに左側のノーツをガン見することで、指の動かしにくいノーツをうまく認識することができます。「なんとなくで見て押す」でうまくいかない状態が続くと、それが癖になって長く引きずりがちです。なるべく癖になる前に矯正したいところですね。
オンゲキでネプリーグをする
いきなり「ネプリーグをする」とかわけのわからないこと言い始めましたよこの人・・・
ちゃんと説明しますね。
また、ボタンの配置が横一列なのは譜面班からのリクエストですね。プロ研さんからは指の形にあわせて湾曲させたほうがいいのではと聞かれましたが、自由な運指をさせたほうが良いということでこうなりました。
「音撃譜面部会報」譜面-100号のコメントより
ということで、オンゲキのボタン配置は横一列になっています。逆に言えば、指の形から自然に押せる並びかたとは少し違うということです。
そこで、「片手階段を自然な形で押せる姿勢を作る」ということをすると、より押しやすくなるんです。それこそが…
トロッコアドベンチャー、つまりネプリーグなんです。
トロッコアドベンチャーのごとく身体を左右に倒し、片手階段をより自然な形で押すという攻略法です。たぶんこれやってるのは自分だけですけど。
このやり方が有効な譜面を挙げるなら、
AstrøNotes.のこことか、
ヒトリボッチサテライトの後半部分とかですかね。実際AstrøNotes.はネプリーグ使って理論値出しました。
〆
とまあ、こんな感じで運指を組む以外の攻略法を紹介しました。もちろん、運指を組んだり譜面の読み替えをしたりが100%不要とは言えません。それを含めてオンゲキというゲームなので、読み替え前提の譜面は普通に読み替えが必要です。
そして、オンゲキがそういう要素を持つゲームだからこそ、ここまでに挙げてきたごまかしのききづらい所謂「地力譜面」については苦手に感じるプレイヤーは多いし、他音ゲーで培ったスキルを持ち込める人とそうでない人で差ができてしまいます。
この記事で紹介した考え方、身体の動かし方で少しでもその差を埋めることができたらなあと思います。
今回も拙い文章でしたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。