即興短期決戦ライフ

音ゲーマーのブログ

【#ゲキチュウマイアドカレ2023】オンゲキ レベル12Pスコア★6埋めの難関譜面たち

お久しぶりです、コガチャイです。結局1年ぐらいブログ放置しててすみません。

 

本記事はゲキ!チュウマイ Advent Calendar 2023参加記事となっております。今年もよろしくお願いします。

 

 adventar.org

はじめに

さて皆さん、最近のオンゲキにはムズい譜面が多すぎて、実力がインフレに追いつかないことでモチベーションが下がったりしてないでしょうか。

まあこの記事はそういう趣旨の記事ではないので簡潔にいうと、そういう時には気分転換に低難易度をプレイするのがオススメです。

 

しかし低難易度は低難易度。数回やってテクニカルスコア理論値を出すだけ出して何年もやってない曲がある人も多いのではないでしょうか。

 

もったいない!!!!

テクニカルスコアが理論値なら、プラチナスコアを詰めたらいいじゃない。

 

ということで、今回は低難易度、特に譜面数の多いレベル12のプラチナスコア(以下、Pスコア)において★6を出すのが難しい楽曲を紹介します。出せたらめちゃくちゃすごい!

 

ちなみに筆者は執筆時点で唯一ボーナストラックを含め全てのレベル12で★6を出していますまあ12の★6埋めに挑戦してる人知る限り全国で2人だけなんですけども。みんなやってくれ

 

そもそもPスコア★6ってなに?

別の機種の話になりますが、maimaiにもでらっくスコアという内部判定を参照するスコアがあります。詳細は割愛しますが、プレイの精度の高さに応じて★1~★5の5段階のランクがつけられ、でらっくスコア取得率97%以上だと★5がつきます。

 

しかし、特にmaimaiの上位プレイヤーともなると★5程度なら簡単に達成できるプレイヤーもいらっしゃるようで、公式で用意されていない★5から上の指標を作り達成を目指されています。

Pスコア★6狙いはそんなmaimai勢の中で使われている概念をオンゲキに当てはめたもので、でらっくスコア同様★6の基準は取得率99%以上とされています。

 

むずい譜面たち

というわけで、ここから★6達成がむずかしい譜面を紹介していきます。

 

・ゴーストルール

許容:22個 ヤバい度:★★☆☆☆

初代の譜面は複雑な配置がない分全押しでノーツが盛られていることが多いです。

なかでもこの曲はラスサビのタップがほぼ全て全押しになっており、曲後半の出来次第でPスコアが大きく変わるという非常にめんどくさい構成になっています。

ただ、BPMも200と綺麗な数字で後半特化型の譜面なため、何度も挑戦すれば今回紹介する譜面の中では比較的★6を取りやすい部類なのかなと思います。

 

・愛されなくても君がいる

許容:19個 ヤバい度:★★☆☆☆

レバー移動が多いためノーツの認識に割く脳のリソースが足りなくなりがち。Aメロも同色2連打が多く出鼻をくじかれやすい。

アウトロの緑連打地帯が鬼門。シングルが苦手だと精度がとりづらくなっており、前半をいかに少ない失点で通すかが重要になってきます。

 

・夜明けのストリング

許容:15個 ヤバい度:★★☆☆☆

過去のテクニカルチャレンジ対象曲です。

ノーツ数が少なく許容が狭い中、基本的に○__○__○_というリズム主体で、BPM123という遅いBPMで壁と鍵盤の混フレをさせてきたりするのでチョイス。

アウトロの全押しは毎回緊張する。

Pスコアあるある、最後の全押しホールドで自己べ逃す

 

・トリドリ⇒モリモリ!Lovely fruits☆

許容:20個 ヤバい度:★★★☆☆

サビの出来でほぼすべて決まる譜面。

見た目3レーンの12分を両手で交互押ししたあと両手で4~6個の同時押しを押す配置が曲中に3回あり、タイミングを合わせるのは至難の業。

見た目が縦連になるだけでめちゃくちゃ合わせづらくなる

この曲の12分の配置がだいたい2~3個押しの交互押しなこともあり、こういった配置でいかに失点を抑えられるかが★6狙いの中では大事です。

 

キズナ Sparkling World

許容:11個 ヤバい度:★★★☆☆

この譜面のヤバいポイントはノーツ数。594ノーツという数は本記事執筆時点で収録されている楽曲のなかで(削除曲除く)、レベル12はおろかMASTER譜面最小、全譜面でもこれよりノーツ数の少ない譜面がナイト・オブ・ナイツ(LUN)、ウサテイ(LUN)、ロボットプラネットユートピア(LUN)とかいう異常譜面しかないため、許容も11個と異例の狭さになっています。*1

鍵盤とレバー両方に意識を向けないといけないので、見た目以上に難しい。

ちなみにこの楽曲R.E.D.PLUSで収録された版権曲なので、たぶんこの記事書いてから3ヶ月ぐらいで削除されると思います。じゃあやらんでええか!w

・ポケットからぬりつぶせ!

許容:18個 ヤバい度:★★★☆☆

レバー移動や壁同時を含む2連打など、12の中でも地力要素の強い譜面が126と絶妙に遅いBPMで降ってくる譜面です。許容は18個ですが、どこでも失点するタイプの譜面なため体感ではもっと狭く感じることでしょう。

 

ちなみにボーナストラック分もやるPスコア狂人のみなさまにおかれましては、コイツの★6を合計4回出していただきますようよろしくお願いいたします。

 

ここからさらに苦行度が増していきます。

 

・こころここから

許容:28個 ヤバい度:★★★★☆

BPM88!遅い!!

BPMの楽曲というものはたいてい単発力が試される譜面になっているのですが……

は?

おい

同時押しばっかじゃねえか!!

…ハイ。この曲、隙あらば2~4個の同時押しをぶち込んでくるため大量失点が起きやすいです。そのため、許容が28個とかなり広いにも関わらず実際に★6を取るにはかなりの根気が必要になります。

 

・ランダムサンデー

許容:17個 ヤバい度:★★★★☆

ここまで書いて思ったんですが、マチポケの12難しい曲多すぎないですか??

 

この曲は許容が17個とやや狭いなか、サビではレバー移動も含むホールド拘束配置が連続し、

特に29~32小節は○__○__○_のリズム、連続した壁と片手赤青との同時押しなど安定させるのが難しい。

2サビではホールドが長くなったり前述の配置の緑が同時押しになったりする。これほんとに12ですか?

間奏では4鍵指押し配置や始点で失点(?)しやすいホールドの押し離し配置が降ってきます。

シンプル地力配置。これほんとに12ですか?

さらに最後にはズレ押しと階段があるため、気が抜けません。これほんとに12ですか?

と、このように1曲ほぼずっと難所状態なので、全押しなどで大きな失点がなくとも★6に届かないという結果になりやすいです。

 

東方妖々夢 ~the maximum moving about~

許容:28個 ヤバい度:★★★★☆

この曲もこころここから同様、許容は広いがBPMのヤバさから実際★6を出すのが難しい部類の譜面です。

曲を聴けば察しが付くかもしれませんが、この曲、BPMが一定ではありません。

選曲画面上ではBPM198という表記になっていますが、実際には196~200の間で不規則に変動しています。

太鼓の達人のJ-POPでたまに見るやつ。これ計測してるスタッフには特別賞与を与えていいと思います。

視覚的にわかりやすいようにざっくりBPMを計測してみました。以下の動画を参照いただければ。

※あくまで動画のキャプチャから個人的に測定したものであり、実際の譜面のBPM変化とは一致しないはずなのであしからず。

www.youtube.com

ちなみにこの楽曲SOUND VOLTEXにも収録されており、こちらもBPMが揺れています。*2

またレベル12ではないので軽い紹介にとどめますが、同じようにBPMが揺れているオンゲキの譜面ですとHelp me, ERINNNNNN!!などがあります。

譜面そのものも、特にサビにおいて全押しが多用されているほか、間奏では見た目がギザギザで始点のタイミングをつかみづらい全押しホールド押し離し配置、曲の最後には壁を押しながらの右手全押し軸押し配置があり、大量失点が起きやすい沼ポイントと化しています。

これをBPM揺れてる曲で2フレやらされるの終わってます



・メーベル(self cover)

許容:14個 ヤバい度:★★★★★

お待たせしました。レベル12★6狙い最凶譜面になります。

本記事執筆時点で、この譜面の★6達成人数はたったの1人です。え、俺!?

イントロから2連打を多く含む複雑なリズムの片手配置による足切りがあります。一応最後以外レバーを真ん中に合わせておけば両手で取ることができますが、正直焼け石に水……このイントロで許容の14個を上回ってしまうこともまあまああります。

 

またイントロに限らず、この譜面全体を通して2連打が多く、細かい失点によってボス登場前の時点で-14オーバーになることが珍しくありません。

そして、ラスサビからはさらに難易度が上昇します。

サビ前には同時押しの後、1小節だけハネリズム配置が降ってきます。ただでさえ光らせるのが難しい配置ですが、あろうことかこの部分はボス登場ボイスで曲がかき消されるのでタイミング合わせが非常に難しいです。美亜、黙れ。

ここを抜けても、ラスサビは2個押し中心の4鍵配置。許容が狭いなか終盤で一気に2点落とすのは避けなければなりません。

特にこの16分4個押し2連打が闇。ここで8点落とした日には絶叫したくなる。

そして鬼門のラスサビを抜けても、まだ難所は終わりません。というか、この曲は全部の箇所が難所です。勘弁してくれ……

イントロの配置の変則型。イントロと違いレバー操作もしっかり行わなければいけないので、鍵盤への集中力を最後まで切らさないことが大事。

何度も言いますが、以上の譜面を失点14以下という狭さで突破しなければいけません。

 

おわりに

というわけで、今回はレベル12のPスコア★6狙いにおける難関譜面たちを紹介しました。

ここで、なぜ筆者がここまでPスコア狙いに情熱を注いでいるのかについてちょっと話したいと思います。

テクニカルスコア(紫TTS)についてはオンゲキ無印の頃から詰めていたのですが、SUMMER PLUSあたりから、「紫TTSの順位を落とさないために新曲の理論値をサクッと出す」というようなプレイングになっており、ある種マンネリを感じていました。

 

そんな中、R.E.D.のKoP2020予選ラウンドでテクニカルチャレンジに打ち込むことで、「1度理論値を出している曲で、もう一度スコアを更新する体験ができる」Pスコアに魅了され、今に至る……という感じです。

bright MEMORYで全曲にPスコアが搭載されてからは、本記事で紹介したようなレベル12の譜面を定期的に巡回したり、プレイ人口が少なそうな(あるいは逆に、ランイベ効率曲などみんなやってそうな)曲の全1狩りをしてみたり……正直、やることが無限すぎて当分は楽しめそうです、このゲーム。

 

「オンゲキ今特段やることがない!」という人や「今ちょっと難しい譜面に対するモチベが湧かない…」という人、Pスコア狙い、やりませんか!?

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。自称世界一Pスコアを愛する男、コガチャイでした。

*1:ちなみに次にノーツ数の少ないMASTER譜面はタイムマシン(625ノーツ、許容12個)で、これも★6取得難易度はかなり高いです

*2:ゲキチュウマイに収録されているものとは音源が違うのか、BPMは197-205と全体的に速めです。